先日TVでデジタルカメラやスマートフォンなどで撮影した
写真にGPS情報=GPSデータ(ジオタグ)が自動で付いているので
SNSなどに投稿した写真から撮影した場所が特定されるという
内容が放送されていました。
普段何気なくFacebookやmixi、Twitterなどに
写真を載せていた人は恐いと思ったのではないでしょうか?
放送の仕方が空き巣が使ってみたいな感じだったので
悪い方向に利用されるイメージがつけられちゃった感じですね。
この技術は必要な場面も勿論あると思います。
ただ使う人が使い方を間違えると
場所が特定されることに怖さを感じます。
TVで解説している人は誰でもできると言って
とても簡単そうにやっていたのですが
実際どうなのか試してみました。
そしてそれに対しての対策も記載しておきます。
目次
写真のGPS情報から撮影場所を特定する
他にやり方やソフトがあるかもしれないですが
検索でわりとすぐに見つかった
下記サイトからダウンロードできるフリーソフトを使用します。
OsadaSoft – ちょっと便利かも知れないフリーソフトを公開
あらかじめ申しておきますがこのソフトを開発した人にも
このソフトにも個人的に全く嫌悪感は抱いておりません。
むしろ無償でこれだけのソフトを配布されているのは素晴らしいことだと思います。
実際に上記サイトでは下記のように記載されています。
【一部抜粋】
他に、以下のような場合に活用できます。
ネットに写真をアップする前に、位置情報がされてないことをチェックしたい。
どこで撮った写真か思い出せない場合。
撮影場所ごとの想い出アルバムの確認に。
製作者の意図した利用の仕方からはみ出さないで
くれれば問題ないわけです。
何でもそうですが利用者のモラルですね。
ダウンロード
サイト内で画像位置情報取得ツールのリンクをクリックします。
該当ページで最新版のZIPファイルをダウンロードします。
使用方法
ダウンロードしたZIPファイルを解凍して
GetGpsInfo.exeをクリックしてソフトを立ち上げます。
そしてパソコン内のフォルダが階層として表示されていますので
その中から写真画像を探してみると
下記のようにGPSの情報が付いている写真ですと地図が表示されます。
静岡に社員旅行に行った際にiPhone5で撮影した写真です。
バッチリ場所が特定できますね。
確かにパソコンがある程度使える人であれば
誰でも使用できるソフトでした。
写真から撮影場所を特定されないための対策
対策は2パターンありますので両方を順番に説明していきます。
撮影する前に位置情報を付与させない方法
デジタルカメラはメーカーごとの仕様があると思いますので
ここでは記載しません。
アイフォンの設定方法を説明します。
1.設定のアイコンをクリック
2.プライバシーをクリック
3.位置情報サービス
4.カメラをオフにする
以上で撮影時にGPSデータ(ジオタグ)が付かないようになります。
撮影後に位置情報を消す方法
【スマフォ編】
〇アイフォン
・iOSアプリ「 koredoko」 無料をダウンロードします。
このアプリで撮影後に位置情報を消す方法の詳細は
下記サイトで説明されていますので参考にしてみてください。
・iOSアプリ「GeoGone」¥100をダウンロードします。
撮影後に位置情報を消す方法の詳細は
下記サイトで説明されていますので参考にしてみてください。
〇Android
・Exif消しゴム 無料をダウンロードします。
私がアイフォンユーザーのため試しておりませんので
利用にあたっては、価格や安全性について十分調査してください。
【PC編】
・windows
GPSの情報を消したい写真(jpg)画像を選択し、
「プロパティ」⇒「詳細」タブをクリックします。
プロパティや個人情報を削除をクリックし、
消したい情報にチェックを入れます。
ソフトを使用した消し方もあります。詳細は下記リンクを参考にしてみてください。
ソフトを使用せずにExifを消去する方法